外来
精神科・心療内科外来を行っており、精神療法・薬物療法を中心に診察を行っております。また、医師に加え看護師、精神保健福祉士、臨床心理士などチーム医療にて地域で生活する患者様をサポートしております。
当院の外来は、患者様の待ち時間短縮のため予約制での診療を行っております。初診の方は電話にて予約をお取りください(電話受付は平日8時30分〜12時00分、13時30分〜17時00分までとなります)。
なお、他の医療機関からの紹介につきましては、紹介状が必要となりますので予めご了承ください。
入院
当院では精神療養病棟113床(2病棟)にて入院治療を行っており、主に長期的な治療・療養が必要な精神疾患の方が入院されております。
特徴としては急性症状の安定した患者様や長期入院による治療・療養が必要な方々が家庭や社会復帰に向けて、精神療法や入院生活指導、精神科作業療法、社会生活技能訓練(SST)などのセルフケア能力を高めるプログラムをとおして、症状に合った様々な治療を行っています。
療養環境の整った精神療養病棟での治療により1日も早い患者様の社会復帰と自立を援助しています。
精神科訪問看護
当院に通院している患者様を対象に訪問看護を行っております。
精神科訪問看護では患者様が家庭や地域で安心して生活が送れるように看護師・精神保健福祉士などが、ご自宅へ伺って相談や支援を行い、生活や療養における困難さに対して、必要な援助を提供し患者さま自身が自分の力で問題を解決しながら生活を営んでいけるように支援いたします。
精神科訪問看護をご希望される患者様は、主治医・看護師・医療相談室スタッフ等にお声がけください。
心理検査・心理カウンセリング
臨床心理士が心理検査や心理カウンセリングを行っております。
カウンセリングは心身の問題を抱えた方に寄り添い、お話を伺いながら少しでも楽に生きていくことができるよう援助していくものです。検査もカウンセリングも医師の診察で必要がある場合に行います。診察の際に医師にご相談下さい。なお、カウンセリングのみのご希望は受け付けておりません。
精神科作業療法
◇作業療法とは・・
作業療法(Occupational Therapy=OT)は、生活に障がいがある方々を支援するリハビリテーションの方法の1つです。作業療法士は日々の生活で行われる様々な作業活動を用いて、その人の健康的な部分に働きかけ、心とからだの回復を助け、自分らしい生活を再建していくための支援を行います。
◇作業療法の目的
- 症状の軽減
- 基礎体力の維持・向上
- 生活リズムを整える
- 対人関係を円滑にする
- 楽しみや楽しめることを見つける
◇作業療法の内容
軽体操、創作活動、カラオケ、映画鑑賞、園芸などを中心に取り組んでいます。
作業療法室では、テーブルゲーム、手工芸などを自分で活動を選んで取り組みます。
活動は作業療法士と相談して決めることができます。